革靴

【まとめ記事】革靴の手入れ方法【靴磨き歴9年のリーマンが解説】

2020年11月8日

 
最近かっこいい革靴を買いました。長く大切に履いていきたいんですが どうやって手入れすればいいかわかりません。初心者にもわかりやすく教えて欲しいです。


こんな要望にお応えします。


僕は大学時代に革靴の魅力にハマり、28歳になった今でも手入れを続けています。


靴というのは想像以上に過酷な環境で使われており、手入れなしではきれいに保つことができません。


最悪の場合、革が乾燥してひび割れしてしまい、取り替えしがつかなくなってしまうことも。


そこで本記事では、革靴を少しでも長く大切に履くための、革靴手入れ方法を解説していきます。


さっそくいきましょう!

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革靴の手入れ方法 手順編


何事もそうですが、物事には正しい順番があります。


それは革靴の手入れも同じです。


なのでまずは、全体的な手入れの手順を知りましょう。

まずは、全体概要を掴むのが大切ですね!

手入れの基本ステップ


ではさっそく、全体的な手入れのステップを紹介します。


結論、こんな感じです。

①シューキーパーを入れる
②靴紐をとる
③馬毛ブラシでブラッシングする
④ステインリムーバーで汚れを落とす
⑤靴クリームで保湿する
⑥豚毛ブラシで塗り込む
⑦クロスで仕上げる


基本的に、この順番で手入れをすれば問題ないです。


ざっくり言うと、汚れを落として保湿するという感じですね。

靴磨きは、よくスキンケアに例えられます!


詳細は、以下の記事に動画を交えてまとめました。

【保存版】革靴の手入れ手順と必要な道具を動画付きで紹介します

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ポイント

革靴の手入れは、汚れ落とし→保湿という順番が基本


次は、必要な道具について説明していきます。


革靴の手入れ方法 道具編①

全体的な手順の次は、道具を揃えていきましょう。


革靴の手入れには、専用の道具が必要です。

意外と高くない


革靴自体は、高い物は数万円から数十万円にもなるため、手入れ用品も高いかもと思うかもしれません。


しかし、有名な老舗メーカーの道具でも1個1000円〜3000円程度と、そこまで高くないです。


ただ、調味料と同じで、最初はそれなりにかかってきます。

僕は全部で4万円超えています・・・

必要な道具


では、必要な道具と大体のお値段を一覧で紹介します


結論、こんな感じです。

・シューキーパー(2000円)
・馬毛ブラシ(1000円)
・ステインリムーバー(1000円)
・豚毛ブラシ(500〜1000円)
・コットン100%の布(0円)
・靴クリーム(1000円)


ざっと6000円程度ですね。


高いようにも見えますが、どれも1回買えば1年以上使えます。


相棒を長く履くための必要経費と割り切りましょう。


以下の記事に、革靴の手入れに必要な道具をまとめましたので、詳細はこちらの記事をご参考ください

革靴の手入れに必要な道具【これを揃えればOK】

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ポイント

道具代は、最初だけ6000円くらいかかる

初心者には、靴磨きセットがおすすめ


必要な道具がわかっても、どれを買えばいいのかわからない方も多いと思います。


そんな時は、初心者用の靴磨きセットがおすすめです。


老舗メーカーの名品が入った手入れセットが3000円台で購入できます。


どれいいのか選べないときは、手入れセットを使って一発で揃えちゃいましょう!

一個買えば、必要なものが大体揃うのでおすすめです!


こちらの記事でおすすめセットを紹介しています。

革靴手入れセットおすすめ5選【→全て3000円台以下】

続きを見る


ただ、革靴の保管に必須のシューキーパーの入っているセットがほとんどありません。


なので、価格的には個別に揃えるのと同じ額になりますので、そこはご容赦くださいませm(__)m

ポイント

選ぶのがめんどうなときは、靴磨きセットとシューキーパーを買うのが手っ取り早い


続いて、道具についてもう少し深掘りしていきます


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革靴の手入れ方法 道具編②

お次は、手入れの中でも重要なブラシとクリームについて紹介していきます。


この2つが無いと、一切手入れができません。


特にクリームは、仕上がりを決める一番重要な道具です


好みにあったものを選んでいきましょう。

ポイント

クリームとブラシが大事な道具

ブラシとクリームの役割


それぞれの役割について触れておきます。


結論、こんな感じです。

・ブラシ  → 表面の汚れを落としたり、クリームを細部まで塗り広げる
・クリーム → 革を保湿する


おすすめのブラシは、以下の記事で紹介しています。

革靴の手入れに必要なブラシは基本2つだけ【→豚と馬】

続きを見る

革靴の手入れ用ブラシおすすめ3選【選び方も一緒に解説】

続きを見る


クリームについては、選び方やそれぞれのメリット・デメリットや価格、パッケージのおしゃれさも考慮し、おすすめクリームを選びました。


見ていただければ、お好きなクリームに一つは出会えるはずです( ^ω^ )

オシャレで使える靴クリームおすすめ10選【靴磨き歴9年の僕が選別】

続きを見る

革靴の手入れ用のおすすめクリーム【これ買っとけばOK】

続きを見る



初心者におすすめの靴クリーム


初心者に特におすすめなクリームが、サフィールという超王道ブランドのビーズワックスファインクリームです。


おすすめする理由は以下のとおり。

・伸びが良く扱いやすい
・カラーバリエーションが豊富
・しっかり光沢が出る
・1000円以下という安さ


こちらの記事で、商品レビューをしていますので、こちらを見てみてください

サフィールのビーズワックスファインクリームを使ってみた感想【コスパ良すぎ】

続きを見る


ここまで読んでいただければ、基本的な手入れはできるようになるはずです。


最後は、革靴をよりきれいに見せる鏡面磨きという方法を紹介します。


革靴の手入れ方法 お化粧編

鏡面磨きとは、革靴を鏡みたいにピカピカにする作業です。


靴全体をピカピカにするのではなく、靴の先端やかかとなどの固い部分だけに行う装飾です。


つまり、あくまで化粧、ドレスアップが目的です。

ポイント

鏡面磨きは、あくまで綺麗に見せるための手段。手入れとしてMUSTではない


せっかく革靴磨きに興味を持ったのであれば、是非鏡面磨きにトライしてみてください。

うまくできたら、めちゃくちゃテンション上がりますよ!



鏡面磨きは難しい


しかし、失敗することが多く、手間と時間がかかるのが鏡面磨きです。


僕は最初の頃、3、4時間磨き続けても、全然光らせることができませんでした。


しかも、ずっと座りっぱなしでやるので、指も腰も背中も痛くなります。


しかし、ちゃんとした道具を使い、丁寧に磨けば、かなりの確率で鏡面にでき、最高の気分を味わうことができます。


以下の記事にて、失敗しにくい鏡面磨きのコツを紹介しています。


本記事を参考に鏡面磨きにトライしてみてください。

【始め方】失敗しにくい鏡面磨きのコツと手順【→ワックスが肝】

続きを見る


ここまでで、革靴の手入れ方法は完了です。


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革靴の手入れ方法 番外編


ここまで、革靴の手入れの方法について、手順と必要な道具を紹介してきました。


後は磨きまくって慣れるだけです。


ただ、手入れに慣れ、時間が経ってくると、どうしても別の靴が欲しくなってくるんですよね笑


なので最後は、番外編として、僕がこれまで履いてきてよかった革靴を紹介します。


次の革靴選びの参考にしてください。

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最後に


革靴の手入れ方法を大まかにでもご理解いただけたでしょうか?


革靴はスニーカーと違って、経年変化を楽しみながら長く履くことができます。


そのためには、正しい手入れが欠かせません。


少しお金と手間がかかりますが、それだけの価値は十分にあると思っています。


今後もお気に入りの革靴と出会えたら、手入れをしながら長く楽しく付き合っていってくださいね。


今回もありがとうございました( ^ω^ )

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