
こんな要望に答えます。
僕は革靴手入れを始めて9年のサラリーマンです。
特にお気に入りなのはトリッカーズのバートンなんですが、なかなか黒が手に入りませんでした。
なので、思い切ってエスプレッソのバートンを、スピランで黒に染めてみました。
染め替えという点で完全初心者の僕でもかなりきれいに染められたので、誰がやっても大丈夫かと思います。
また、耐久性についてもクリームで補色していれば全然問題ありませんでした。
さっそく手順を紹介します。
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スピランで革靴の染め替える方法

結論、以下の手順でOKでした。超シンプルです。
・アセトンで脱色する(片足約45分)
・スピランで染める(約20分)
・靴クリームを塗る(約15分)
順に紹介していきます。
アセトンで脱色する
まず初めに、アセトンをなにかしらの布に浸して、ひたすらガシガシこすります。前処理は特に必要ないです。
作業としてはこれだけなのですが、正直一番しんどかったです。アセトンで手が冷える冷える・・・
震えながら20分こすった後がこちら。(右側です)

多少抜けたかなーという感じでしたが、まだまだ行けそうなので、10分乾燥させてもう一度こすります。
続けて25分こすった後がこちら。

だいぶ色が抜けてきたので、脱色はこれくらいにしました。続けて、スピランで染色していきます。
ちなみにアセトンは、ホームセンターに売っているものでOKです。僕はカインズで900円の買いました。
スピランで染める
こちらのスピランとホムセンで変えるハケを使って、ぺたぺたと塗っていきます。ハケは30mmくらいの小さめのがやりやすいです。
特に難しいことは考えずに、なにかしらの皿に出してハケですくって塗るだけです。
塗った後はこんな感じです。

そこまで黒くなった気はしませんでしたが、これでOKとして靴クリームを塗っていきます。
靴クリームを塗る
最後に靴クリーム を塗っていきます。
今回は黒に染めたいので、黒色のクリームを使いました。使ったのはSAPHIR クレム1925です。大のお気に入りクリームです。
クレムの塗った後は、こんな感じ。

だいぶ黒くなりました。光沢も凄まじく、さすがクレムといったところでしょうか。
もう少しアップすると、こんな感じです。

明らかに色が違います。
ちゃんと黒くすることができました。とても簡単です。
必要だったアイテムは以下の通りです。
・スピラン(538円@Amazon)
・30mmのハケ(約100円@カインズホーム)
ちなみに、アセトンとハケはアマゾンだと意味不明に高いので、ホームセンターで買うことをおすすめします。
スピラン で革靴を染めた後は、靴クリームで補色すれば色落ちしない

履いているうちに色が剥げてきちゃうのでは?と思う人もいるかもしれないですが、色付きの靴クリームで補色すれば大丈夫でした。
手入れの頻度は、革靴手入れの頻度は「月イチ」【→MUSTじゃないです】でも紹介しましたが、月に1回くらいの補色でOKです。体感的には、それ以下でも大丈夫そうです。
クリームは種類が多いので、オシャレで使える靴クリームおすすめ10選【靴磨き歴9年のリーマンが選別】を参考にしていただければ良いかなと思います。
革靴もクリームもおしゃれな方がテンション上がりますよね。
クリームはパケ買いもありです。
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振り返り
では最後に、本記事の内容を簡単にまとめます。
手順は以下でOKです。
・アセトンで脱色する(片足約45分)
・スピランで染める(約20分)
・靴クリームを塗る(約15分)
必要なアイテムはこちら。
・アセトン(約900円@カインズホーム)
・スピラン(538円@Amazon)
・30mmのハケ(約100円@カインズホーム)
まとめると、スピランを使った革靴の染め替えは「自宅で・約3時間で・1600円弱のコストで」できました。
これはやってみて本当に良かったです。
黒のバートンをポチっていたら40000円でしたが、両足3時間、1600円で済んじゃいましたからね笑
特に黒への染色は難易度が低いように感じたため、積極的にやってみたらいいと思います。
まるで新品になります。