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革靴の手入れ用ブラシおすすめ3選【選び方も一緒に解説】

2020年7月5日

 
革靴を手入れするのにブラシが必須みたいだけど、どれを買えばいいのかわからないな。おすすめあります?近くにショップもあるから、選び方も知れるとありがたいです。
  こんな要望に答えます。   僕は、革靴磨き歴9年、持っている手入れ道具は総額4万円超えの靴磨きオタクサラリーマンです。   「ブラシ おすすめ」って検索すると、おすすめのブラシが山のように出てきますが、結局どれがいいのか正直わからないですよね。そこから選ぶのもめんどくさいです。   なので本記事では、ニーズ別のおすすめ豚毛ブラシを3つだけ選びました。※馬毛ブラシがない理由は後述します  

革靴に最適な豚毛ブラシの選び方

  豚毛ブラシは「毛が少し長くてコシが強いもの」を選ぶと使い勝手が良いです。 理由は、細かいところにストレスなくチャチャっとクリームを拡げられるからです。それはどこかというと、革靴のここです。     他の部分は毛が短くても問題ないんですが、ここだけはちょっとやりにくいです。ブラシの持ち手が靴と当たってしまいます。   具体的には、毛の部分が1.5 cm以上あればいいと思います。安物は1.2 cmくらいなんですが、この2, 3mmの差が意外と効いてくるんです。なので、豚毛ブラシは毛が少し長くて、コシが強いものを選びましょう。  

おすすめする革靴手入れ用の豚毛ブラシ3つ

Point
  • サフィール:ガンガン磨いてクリームを塗り込みたい人
  • ルボウ:靴をいたわって、優しくクリームを広げたい人
  • 荒川産業、Jewl:なんでもいいから、とにかく安く済ませたい人
こんな感じです。   順にみていきます。  

サフィール

  このサフィールのブラシは、他のものよりも毛が少し長いのに、靴から反発を感じるくらいのしっかりとしたコシがあります。抜け毛もほぼなく、持ち手のサイズも大きすぎないので、非常に扱いやすいです。普段安物しか使わない僕ですが、これは明らかに使い勝手が違いました。   1600円と少しだけお高いので「お気に入りの靴のために1個だけ買ってみる」でいいと思います。また、名前にはポリッシングブラシとありますが、光沢は安物と変わりません。光沢を求めて買うと残念に思うかも。  

ルボウ

  ルボウのブラシも同じく毛が長いので、細かいところまで塗り込めます。お値段も880円と良心的で、色毎に揃えられますね。   サフィールとの違いは、毛が少し柔らかいところ。「塗り込む」というよりは「拡げる」という感じなので、あんまりガシガシやりたく人はこちらのほうがいいと思います。サイズは、サフィールとほぼ同じなので、扱いやすさは申し分ないですね。  

荒川産業, Jewel

  とにかく安く済ませたい人にうってつけなのが、このブラシです。 毛の長さは長すぎず短すぎずの普通くらい、コシも豚毛ブラシらしく固めなので、普通の豚毛ブラシですが、コスパが良すぎます。抜け毛もほぼなく、豚ブラシとして必要な機能は十分に備わっているのに、なんと550円で購入可能です。   ただ、持ち手がやや大きめのため、扱いやすさはサフィールよりも劣りますし、収納ケースの場所も取ります。なので、持ち手が小さいほうがいい人は、Jewelのブラシのほうがお勧めです。     まさかの440円です。こちらはABCマートに売っているので、配送料取られるのが嫌な人は、日用品の買い物ついでにお店買うほうがお得ですね。 ただ、たまにハズレがあるかもです。一回だけ異常に毛が抜けるものに当たりました。安かろう悪かろうになることも考えておきましょう。  

馬毛ブラシは正直どれでもいい

  豚毛ブラシと違って、馬毛ブラシはマジでどれ選んでもいいです。 理由は、汚れをはたき落とすものなので、大して違いを感じることがないからです。   働いていたお店に6000円の高級馬毛ブラシがあったのですが、今使っている1000円のやつと仕上がりはほぼ変わりません。所有欲を満たすか否かの違いなので、有名ブランドで1000円台のものを買っておけばOKです。 普段のブラッシングでも、綺麗に光沢出ます。高いのを買う必要はないですよ。     >>オススメ 【保存版】革靴の手入れ手順と必要な道具を動画付きで紹介します >>オススメ  革靴手入れセットおすすめ5選【→全て3000円台以下】  

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