「仕事着にも私服にも簡単にマッチするおしゃれな革靴と、楽しく長く付き合ってみませんか？」
革靴はフォーマルなアイテムであるため、基本的にはスーツに合わせるイメージがありますが、Tシャツとジーパンなどラフな私服に合わせられると、とてもおしゃれに決まります。しかし、気に入ってる革靴を私服に合わせてみても「なんだかアンマッチで私服では履けないなぁ・・・」ということも。かといって、仕事用と私服用で靴を分けると数が増えてしまい、財布にも玄関にもよくありません。
そこで今回は「仕事着にも私服にもマッチして、しかも１０年以上履ける有名ブランドの革靴」を５つ紹介していきます。
こういうものを選べば「本当に気に入った少数の革靴と、より長く、より楽しく付き合うこと」ができます。実際に僕がオンでもオフでも使っている革靴なので、いい点、悪い点、サイズ感や値段を含めてレビューしてきます。一足だけの値段を見ると正直高いですが、私服でも使えるシンプルなデザインなので、飽きも来にくく長く履けます。
さっそく見ていきましょう。
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仕事でも私服でも使えるおすすめ革靴を５つ紹介
私服でも使える革靴とは「爪先が細すぎず長すぎないもの」です。
爪先が細くて長いとシャープな印象になるため、フォーマルなスーツとよく合う傾向にあります。逆に太くて短いと、スニーカーに近い形となりカジュアル感が増します。この中間のフォルムを持つ革靴が、仕事着にも私服にも合わせやすいです。
COLE HAAN（コールハーン） オリジナルグランド
「見た目は革靴、中身はスニーカー」という言葉がぴったりなCOLE HAANのオリジナルグランド。以前僕がバイトしていたブランドです。ここのグランドシリーズはとにかく軽い。New Balance、Converse All star, Adidas Superstar, Reabock Pompなどの有名どころスニーカーよりも軽いので、他の革靴と比べて疲れにくいです。一見革靴の見た目ですが、スニーカーのようなソールのため、少しカジュアルな一面も持ち合わせています。なので、仕事着や私服など場面を選ばずに履ける、汎用性の高さが魅力です。僕は２週間の海外出張のときに、この１足だけをもっていきましたが、その万能さには驚かされました。
例えば「空港に移動する時、飛行機の中で過ごす時、仕事で外を歩き回る時、土日に観光する時、ちょっといいレストランにいく時」などなど、全ての場面に違和感なくハマってくれました。割とハードに履いていたのですが、手入れをし続ければ９年間も履けたタフさ。オンでもオフでもガンガン履ける、しっかりとした革靴でした。
サイズ感ですが、ワイズ（横幅）がMであれば細身なので、普段のスニーカーと同じサイズでいいと思います。一方、Wであれば広めであるためー0.5 cmでいいでしょう。お店でもお客様にこう案内していました。僕はコンバースオールスターが26 cmで、USサイズ7.5（25.5 cm)がぴったりでした。
定価は約５万円ですが、Amazonや楽天で色やシリーズを選べば、なんと１万円代からでも買えます。アウトレットに入っているため、実際に足を運んでみるのも良さそうですね。幕張、長島、御殿場などでもだいたい２〜３万円で売っています。僕はアメリカに旅行した時に26000円で買いました。９年履いたので、年間2888円です。満足度と汎用性を考えると、変に安物のスニーカーや革靴を買い回すよりも全然お得で、いい買い物になりました。
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Tricker's（トリッカーズ） バートン
スーツ、ビジカジ、私服とどんな服装にもハマる万能シューズ。爪先には飾りがあり、派手すぎないけど上品な印象。横幅がやや広いフォルムのため「ちょっと野暮ったいかな？」と思っていたのですが、履いてみるとそんなことは一切感じませんでした。
ただ、作りが堅牢なためかなり硬いです。重さもそれなりにあります。なので遠出するときは、普段から履いて、足に馴染ませてからのほうが無難。「お？ちょっと馴染んできたな？」と、高級な靴を徐々に履き慣らしている感覚をお楽しみください。ふと足元に目を落としたとき、思わずニヤけてしまう程のかっこよさ。この靴を履くことが楽しみになる、そんな靴でした。
バートンは、普段よりもだいぶ小さめのサイズがおすすめ。コンバースオールスターが26 cmの僕は、UKサイズ6（24 .5cm)でジャストでした。ブーツタイプもあるのですが、これは横幅が細いため、バートン＋0.5 cmがいいですね。一回履いてみたいのにお店がない！という田舎にお住まいの方（僕です）は、Fit Houseに取り扱いがあったので、近くにあれば是非足を運んでみてください。
定価は約８万円ですが、楽天では4万円程度で購入可能です。僕は楽天で１足購入し、あまりに良すぎたので２ヶ月後に色違いを購入しました。こんな高い靴を３ヶ月で２足も買うなんて思いもしませんでしたが、後悔は皆無です。
ParaBoots（パラブーツ） ウィリアム
「今日はいつもと雰囲気を変えたいな」こんな気持ちに応えてくれる一足。ダブルモンクという２つのベルトで固定するタイプのため、紐をしばる普通の靴とはだいぶ印象が変わります。ダブルモンク と言うと、爪先が尖っているスーツ用のフォルムが多いんですが、パラブーツのウィリアムは私服にも合わせやすい、ちょうどいいフォルムです。スーツやビジカジはもちろん、Tシャツと細身のジーンズやジャケパンなど王道コーデがハマります。ややワイドの黒スラックスと合わせた、少しモードな雰囲気にもハマりました。
買った時から革もソールも柔らかいため、疲れにくいです。そこまで重くもないため、休日のデートや泊まりがけの観光など、一日中歩く場面でも活躍してくれます。また、登山靴と同じ製法のため、雨に降られても染みてきません。
サイズは普段よりも-1.0から-0.5 cmくらいがいいです。僕はUK 6 1/2（25 cm）でジャストでした。Tricker'sと同じくFit Houseにおいてあることもあります。
定価は約７万円。今のところ、楽天で約５万円が最安価です。
Jalan Sriwijaya（ジャランスリワヤ） 98589 コインローファー
かっちり目に決めたいときのコインローファー。ローファーと聞くと制服を思い出すかもしれませんが、職場でも私服でも履いている人結構います。この革靴の特筆すべき点は「柔らかさ」でしょう。買った時はそこまで柔らかくはないのですが、馴染んでくると、履き心地がもう、なんかすごいです。靴底もレザーなので足馴染みも良くしかも軽いため、夏はスリッパ感覚で履けます。ただ雨に弱く染み込みが早いので、天気予報はちゃんと見ましょう。
私服で合わせるときは、シャツやスラックスに合わせるとかっちりしすぎるため、マウンテンパーカーや太めのジーンズなど、外しアイテムをひとつ入れると、バランスを取りやすいです。もちろんソックスは、白のロングでお願いします。
サイズはすこし小さめがいいですね。僕はUK 6 1/2（25 cm）ですが、かかとがパカパカします。ローファーのサイズ選びは難しいので、買う前に履いてみたほうがいいです。
Amazon、楽天でも同じ値段の定価約３万５千円。
Alden（オールデン ） 86910H アルパインカーフ
会社に行く時でもブーツが履きたいときってありませんか？そんなときはこの靴が一役買ってくれます。際立った飾りのない無骨な見た目に見えますが、実はドレスシューズ。なので仕事やパーティなんかにも全然行けちゃいます。下手な飾りや印象的なフォルムでもないため、どんな服装とも喧嘩しないシンプルを追求したブーツです。クレープソールという、とても柔らかいゴムのような靴底なので、クッション性が良くて歩くのが楽しいです。革にはシボが入っていて、普通の革靴とは手触りも柔らかさも違うので、触るのもまた楽しいです。ただ、少しの水でもすぐに染み込むため、雨の日には履けません。履く前の日には、天気予報を確認しておきましょう。足首までガッチリホールドしてくれる、シンプルなドレスブーツです。
お値段はこれまでで一番高い約１０万円。さすがはAldenです。僕は上司から譲っていただいたので、運良くタダで入手できました。
ここまで、仕事でも私服でも使える本格革靴を紹介してきました。いいなと思ったものや印象に残ったものはあったでしょうか？ここで紹介したものは、少しお値段は張りますが、手入れをすれば１０年以上使いつづけられるものです。今はインターネットで、たくさんの海外ブランドのラインナップを見ることができますので、本ブログも含め、長く付き合えるお気に入りの一足探しにお役立てください。
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