
こんなお悩みにお答えします。
「今日も失敗してしまうんじゃないか・・・」
「今日も上司に怒られるんじゃないか・・・」
「今日も先輩や同僚にバカにされるんじゃないか・・・」
上司や先輩、同僚など人間関係が辛いと、会社に行くことが辛くてしょうがないですよね。
僕も大学時代、研究室でほぼ毎日教授に怒鳴られたり、人格否定をされたりしていました。
「お前は俺や周りから助けてもらっているだけ。何も返せていない。お前は誰の役にも立ってない」
こんなことまで言われていました。

でも、成績優秀じゃない僕は、自分に自信がなくて、何も言い返せなかったんです。
「できない自分が悪いんだ」と自分を責めまくっていました。
するとある日、教授の顔を見るのが怖くて1日中枕に顔をうずめたまま、ベッドから起き上がれなくなってしまったんです。
ストレスで円形脱毛症にもなりましたね。
友人関係でも、俗にいう「いじられキャラ」だったので、一部の友人からは都合のいいサンドバック状態でした。
「ほんとにお前ってバカやんな。センスないわ」
「お前が行く大学院は五流」
学生時代の僕は、人間関係で下に見られがちで、損な役回りばかりでした。
しかし、社会人になってからはビジネス書を読み始め、対人関係について勉強した結果、今では上司、友人、家族など、人間関係で辛いと思うことが昔と比べてかなり減ったんです。
現在は、周囲に気を配るときは配りながらも、人間関係で深く悩まずに生活できているなと感じています。
そこで本記事では、こんな僕の経験談に沿って、人間関係がつらいと感じる原因、人間関係を良くするための考え方をご紹介していきますね。
早速いきましょう!
こんな方におすすめ
- 人間関係が辛いと感じる原因が知りたい
- 人間関係が辛いときの対処法が知りたい
- 人間関係が辛いときの気分転換の方法が知りたい
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人間関係が辛いと感じる原因は、相手に隙を見せていること

人間関係が辛いと感じてしまう原因はズバリ、あなたが相手に「隙」を見せていること。
こいつには何を言っても大丈夫と思われてしまい、相手から発言内容や言い方に気を配ってもらえなくなるからですね。

具体的には、次のような人は相手に隙があると思われがちでしょう。
・常に相手の顔色を伺っている
・意見を言わない
・刃向かわない
・誰にでも愛想を振る舞う
・誘われればいつでも必ず行く
順に紹介していきますね。
常に相手の顔色を伺っている
相手に隙があると思われる原因1つ目は、いつも相手の顔色を伺って行動していることです。
他人の言動を気にしすぎると、「気を配らなくてもいい相手」だと思われるからですね。
例えば、友達とご飯を食べにいくとき、中華が食べに行きたい気分なのに「みんなどこに行きたい?なんでもいいから合わせるよ」といつも言ってしまうような人は要注意。
本当になんでもいいときもありますが、これを繰り返していると、周囲は徐々から「こいつには聞かなくてもいい」と思われてしまいますよね。

すると、あなたは相手からしたら「気を配らなくてもいい相手」つまり「悪いことでもなんでも言っていい人」になってしまいます。
ポイント
周囲の顔色をいつも気にしてしまうと、周囲に気を配ってもらえなくなる
自分の意見を言わない
相手に隙があると思われる原因2つ目は、自分の意見を言わないことです。
自分が思っていることを言えない人は、相手から下に見られてしまうからですね。
いい意見や面白い発言をする人には「よくそんなこと考えられるな〜」っていう尊敬の気持ちを抱くときってありませんか?
尊敬の気持ちがあると、相手への敬意が生まれるので、その人とはお互いに配慮のある良い関係になりやすいですよね。
逆に言うと、自分の意見を言えない人は、周囲から尊敬してもらえません。
すると、下に見られやすくなってしまい、なんでも言いやすい隙を与えてしまうことになります。
僕は学生時代、周囲にどう思われるのかがいつも不安で、自分の気持ちや意見を全然言えませんでした。
結果、内向的でつまらないヤツと思われてしまい、なかなかクラスに馴染めず、学校に行くのがとても辛い時期がありました。

なんか1人だけ余っているやつを尊敬する人なんていないので、いじめっ子の標的になっていましたね。
もしあなたが自分の意見を言えていないのであれば、それが周囲に「隙」を見せている原因になっているかもしれません。
ポイント
自分の意見は言えないと、周囲から尊敬されない
相手に刃向かわない
相手に隙があると思われる原因3つ目は、自分が嫌なことを言われたり、されたりしているのに、嫌な感情を一切出さないこと。
相手に「こいつには何をしてもいい」と思われ、ひどい扱いを受けてしまうからです。

いじられキャラということもあり、日頃から他人にいろいろなことをされていました。
悪意がないものは全然大丈夫なんですが、「イジり」と「悪口」の区別がついていない人って結構いるんですよね。
例えば「チビ」。
僕身長161 cmしかなくて、すごいコンプレックスなんですよ。
でも、それをイジリとして「チビ」って普通に言ってくるやつにも、笑顔で対応しちゃったりしていました。
本心、めっちゃ辛いんですけどね笑
さすがに職場でチビと言われることはありませんが、「嫌なことは嫌!」ときちんと伝えられないと、不当な扱いを受けがちです。
結果的に嫌な人との人間関係を切れず、辛い思いばかりしてしまうことになります。
ポイント
嫌なことは嫌と言えないと、やられ放題、言われ放題になる。
嫌いな人にも愛想を振る舞う
相手に隙があると思われる原因4つ目は、嫌いな人にも愛想を振る舞うことです。
誰にでも愛想がいい人は、周囲からしたら心が安心するいい人なので、なんでも言いやすい人になっていますよね。
つまり、自分にとって嫌な人からも、なんでもかんでも言われやすくなってしまうんです。

そうなると、自分はあまりよく思っていない相手から好かれてしまうというおかしな状況を作ってしまいますよね。
すると、その人と付き合う時間が徐々に増えていきがちです。
結果、ストレスを感じる時間が増えるので、人間関係が辛くなってしまうでしょう。
ポイント
嫌いな人に愛想を振る舞い続けると、辛い人間関係がどんどん増えていく
誘いを断れない
相手に隙があると思われる原因5つ目は、誘われたらNoと言えないこと。
自分の暇を潰してくれる都合のいい相手になってしまうからです。
断れない人ほど次の誘いにも誘われやすいので、ずるずると関係を続けてしまうことになりますよね。

同じ人とばかり飲んでいると、新しい刺激も少ないですし、成長することもありません。
誘いを断れない自分を嫌いになってしまい、人間関係が辛くなってしまいますよ。
ポイント
行きたくない誘いを断れないと、都合のいい人認定されてしまう
辛い人間関係の悩みをスッキリさせるには、感情を剥き出しにしてみよう

ここまで、人間関係が辛いと感じやすい人の特徴、原因についてお話ししてきました。
簡単にまとめると、他人の意見や行動に沿って生きていると、人間関係が辛くなりやすいということですね。
自分の気持ちや意見が後回しにばかりなってしまい、自分の人生の主役が自分ではなくなってしまうからです。
ただ、明日からすぐに行動に変えるのって、なかなか難しいことですよね。
なのでまずは、今の辛い感情をスッキリさせてみることから始めませんか?
辛い思いがなくなれば、明日への活力も湧いてきて、徐々に行動を変えていくこともできるようになります。
ここからは、辛い思いを忘れる気分をスッキリさせる方法をご紹介していきますね。
気分転換の方法を色々と試してみた結果、自分の感情を剥き出しにすることが一番効果的でした。
嫌な感情という毒を体の外に出すことにより、根本的にリフレッシュできるからです。
気分転換の方法って、ネットで調べると次のようなものが出てきます。
・思いっきり運動する
・自然の中を散歩する
・犬や猫と遊ぶ
・マッサージやスパを受ける
実際に、運動すること、自然を感じること、動物と触れ合うこと、マッサージを受けることが不安を和らげると科学的にも証明されていました。
しかし、運動して一時的にスッキリできても、すぐにまた不安や嫌な気持ちが戻ってきてしまったという経験ってありませんか?
嫌な感情がある以上、その毒を吐き出さないと心の底からスッキリできないんだと個人的には考えています。

なのでここからは、嫌な気持ちを根本から無くすことができた、僕がやってみてよかった方法を4つご紹介していきます。
上述した運動などの方法も組み合わせて、自分に合ったリフレッシュ方法を探していきましょう!
・愚痴を言ってもいい人に、相談して肯定してもらう
・思っていることを全て紙に書き殴る
・感情をそのまま、口に出してみる
・できていたことを考える
愚痴を言ってもいい人に、相談する
辛い気持ちをスッキリさせる方法1つ目は、愚痴を言ってもいい人に素直に相談すること。
辛い感情を吐き出せると同時に、何が辛かったかを自分で整理することができるからです。
なぜこんなに辛い気持ちなのか自分でもよくわかっていなくても、人に説明することで「あ、自分はこれが辛かったのか!」と気づく経験ってありますよね。
正直な気持ちを人に話すだけで感情を外に出せてスッキリするので、悩んでしまいどうしよもできないときは、人に相談してみましょう。
ただ、押さえた方がいいポイントがあるので、そこについてお話ししていきます。
相談相手はよく選ぶ
まず、相談する相手はよく選びましょう。
具体的には、相談対象の人と完全に繋がりがない人を選ぶべきです。
相手を間違えると、後で思わぬ被害が出る可能性があるからですね。
例えば、会社の上司との関係について悩んでいて、それを誰かに相談したいとき。
ついつい、その上司のことを知っている身近な同期や仲のいい先輩に相談していませんか?
その上司について説明する必要がないし、その同期も同じ気持ちを持っているかもしれないので気が楽ですもんね。
しかしこういう場合、同じ会社に勤めている人に相談するのはやめた方がいいです。
悪い噂になって広がっちゃうからですね。

僕の例ですが、入社2年目の頃、身近な同期たちに上司との関係について相談したんですよ。
そしたらいつの間にか「僕がその上司を嫌い」という噂になってしまい、職場に広がっていました。。。
周囲から「キッツ君はあの人嫌いだもんね」とよく言われて、とても居心地の悪い気がした記憶があります。
遠く離れた違う部署の友人でも、話さないようにしたほうがいいですよ。
同じ会社に勤めている以上、「〜部署の〜さんって人はやばいらしい」とかネタにされ、回り回って本人の耳に入りかねません。
仕事に関する相談なら、家族や別会社に勤めている友人や先輩。
家族の相談なら、身内以外の人や信頼できる上司や先輩、友人。
こんな感じで、相談内容が絶対に噂にならない、なっても被害が起きない相手を選ぶのがいいです。
ポイント
相談相手は、相談対象の人とは縁のない人にする
相手を決めたら、話す前に宣言する
相談する相手を決めたら、話を始める前に一度「今自分が求めていること」を宣言しましょう。
相手がどんな姿勢で話を聞いたらいいかが分かり、有意義な時間を過ごせるからです。
具体的には、肯定してひたすら聞いて欲しいのか、第3者視点での冷静な意見がほしいのか、などですね。
例えば僕は、以下のように気を付けています。
・「とにかく聞いて欲しいから、まずは意見を言わずに聞いてほしい」
・「意見が欲しいから、どうしたらいいかアドバイスしてほしい」
アドバイスなんかいらないのに、ずっと持論を展開し続けられたりすると、地獄の時間を過ごすことになっちゃいますよね。
まずは、自分がどうしてほしいのか?を素直に伝えるようにすると、いい相談になりやすいですよ。
思っていることを全て紙に書き殴る
辛い気持ちをスッキリさせる方法2つ目は、思っていることを全て紙に書き殴ること。
「書き出す」ではなく「書き殴る」ですね笑
自分の負の感情を乗せて書くことで、毒を体の外に出すことができるんです。
この方法は、科学的にも効果が証明されている「エクスプレッシブライティング」と呼ばれる技法。
カナダにあるMcGill大学の論文では、「エクスプレッシブライティングは不安やうつ病などに効果がある」という記載していました。

例えば、以下のような場面で辛い気持ちになったときに試してみるといいですよ。
・上司に怒られたとき
・仕事が思うように進まないとき
・恋人と喧嘩したとき
・友人の一言にイラッとしたとき
・好きな人に振られたとき
やり方は簡単でして、5分でも10分でもいいので、ひたすら紙に今の気持ちを書いていくだけ。
ある程度スッキリしてきたら、「じゃあ次どうするか」まで考えて書けると、同じ失敗を避けるための答えを見つけることもできます。
辛い気分になって落ち込んでいるときは、感情を乗せながら紙に正直な気持ちを書き殴ってみましょう。
ポイント
辛い感情を紙にぶつける
1人になって感情を口に出す
辛い気持ちをスッキリさせる方法3つ目は、1人になって感情を思いのまま口に出すこと。
嫌な気持ちという毒を思いっきり体の外に出すことができるからです。
人に相談してもいいのですが、正直なところ、いい人ぶって感情を制御しちゃいませんか?
その点1人だと、どんな暴言でも、どんなドラマじみた恥ずかしい言葉でも、気にする必要なく言うことができます。
特に、喜怒哀楽の「怒」と「哀」を乗せて、口に出してみましょう。
この方法は、しんどい時にやってみてとても効果があったので、ツイートもしちゃいました。(いいね2件笑)
先輩にいろいろと仕事で指摘を受けて、とても落ち込んでしまったんですよね。
紙に感情を書き殴っても、悩みを言語化して解決策を立てても、全然立ち直れませんでした。
そこで、とにかく思いっきり運動でもしてみるかと思って、部屋にあるエアロバイクを全力で漕いでみたんですよ。
そうしたら、なんだか無性にムシャクシャしてきたので、感情のままに暴言を吐きまくってやったんです笑。
結果、何をしても消えなかったモヤモヤが、嘘みたいに消滅しました。
運動だけではそこまでスッキリしなかったんですが、感情を吐き出すこととの掛け算で、相乗効果を生んだと感じています。
感情を口に出すだけの方が簡単にできるので、家が無理なら車の中やカラオケなど、1人になれる場所を探して感情のままに口に出してみてくださいね。
ポイント
感情を思いっきり口に出す
できていたことも考える
辛い気持ちをスッキリさせる方法4つ目は、できていたことを考えること。
辛いことがあったとしても、見方を変えるだけでポジティブに受け取ることができるからです。
例えば、仕事でなにか失敗をして上司に怒られ「あぁ、またやってしまった、なんで俺はこんなにダメなんだ」と落ち込んだとしましょう。
どうしても自分のことを責めてしまいがちですが、捉え方を変えれば以下のように考えることができます。
・何がダメだったのか分かった
・自分と上司との視点の差が分かった
・新しい知識を知ることができた
・次同じような話をするときに準備することが分かった
・自分なりに考えて動けていた
こんなふうに、失敗した中でもできていたこと、よかったことは必ずあるんですよね。
これは、僕が好きな「もしアドラーが上司だったら」という本に書かれていた内容です。
僕はAudibleで通勤中に聞いているんですが、特に以下の言葉が胸に刺さりました。
「円錐は、横から見れば三角、けど、下から見れば丸。こんなふうに、1つのことでも見る視点を変えるだけで、形を大きく変えて捉えることができるんだよ」
こう考えることができれば、どんなに大きな失敗をしても貴重な経験ができたと思えますよね。
何か落ち込むことがあっても、できていたことを探してみると、辛い気持ちを和らげることができますよ。
ポイント
辛いことがあったときは、できていたことを考える
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辛い人間関係の悩みから立ち直る方法6選

ここまで、辛い気持ちをスッキリさせる方法について紹介してきました。
いろいろ試してみて、自分にあった方法を見つけてくださいね。
では最後に、辛い人間関係から立ち直るための方法を紹介していきます。
急に悩みが0になる魔法ではありませんが、できそうなものやいいなと思ったものを、1つでいいので試してみてください。
・「心の反応」に気づく
・ムダな判断をしない
・自分の課題か相手の課題かを区別する
・自分の機能的な価値ではなく、存在価値を認める
・原因と解決策を冷静に考える
・横は見ずに、上だけ見る
「心の反応」に気づく
辛い人間関係のなくすための1つ目の方法は、自分の心の「反応」に気づくこと。
人が悩む原因は、外部の現象ではなく、その現象に対して起きる「自分の心の反応」にあるからです。
この内容は、現役のお坊さんが書いた「反応しない練習」という本に書かれている内容です。
インフルエンサーがこぞって紹介しており、絶賛の嵐となっていますね。
例えば、上司から怒られて辛い思いをしたとき。
普通だったら「また怒られた。。。モウヤダ。。。カエル」となっちゃいます。

しかし、一度そこで一呼吸置いて「なんか自分、イライラしちゃってんなー」って客観的な視点で考えてみるんです。
イメージとしては、自分が怒られている状況をドローンで上から見る感じ。
「あのくだり、めっちゃイラっと感じたなー」
「あの言い方は、すごい辛く感じたなー」
と、「自分がイライラしている」という心の状態を理解してみましょう。
本書では、「自分の心の状態を正しく理解する」と繰り返し述べられています。
心の状態を正しく理解することで、自分の心の波に気づき、落ち着きを取り戻すことができますよ。
ムダな判断をしない
辛い人間関係のなくす2つ目の方法は、無駄な判断をしないこと。
自分で勝手な判断をしてしまうことで、辛く感じてしまうことが増えるからです。
例えば、以下の様な感じですね。
・あいつはたぶん自分のことをよく思っていない
・定時で帰ることを、職場のみんなはよく思っていない
自分の中で勝手な判断をしてしまうと、物事をネガティブに捉えやすくなってしまいますよね。
すると、周囲にどう思われているのか気になって、人間関係を辛く感じてしまいます。
ポイント
自分の中で無駄な判断をしないこと
自分の課題か相手の課題かを区別する
辛い人間関係のなくすための3つ目の方法は、悩んでいることが自分の課題か相手の課題かを区別すること。
その悩みを自分で解決できるかどうかが分かるからです。
例えば、職場の先輩から週末飲みに誘われたとしましょう。
ほんとは行きたくないけど、その場で断れず「いいですね、予定確認しておきます」とその場は切り抜けたとします。
しかし、後になって「行きたくないけど、せっかく誘ってくれたのに断るのもなんだが悪いし・・・」と、悩み始めちゃうこともありますよね。
こういうときは、まず自分の課題はなんなのかを考えてみましょう。
ポイント
悩んだらまず、「自分の課題はなにか」を考える
この場合は、「飲み会に行くか行かないかを伝えること」ですよね。
そして、あなたの答えをどう受け取るかは相手の課題です。
つまり、それはコントロールできないんですよね。
「せっかく誘ってくれたのに断ったら嫌な気持ちにさせてしまうかな・・・なんだか申し訳ないな・・・」
こういう気持ちは痛いほどわかるのですが、相手がどう思うかはあなたにはどうすることもできない以上、実はそもそも悩む必要がないことなんです。

こんな感じで、まず悩みの原因が自分の課題なのか、相手の課題なのかを区別してみると、自分の答えを出しやすくなります。
自分の課題であれば、相手がどう思うかは一旦置いておいて、自分の答えを出せばOKですよね。
もちろん、全部自分の望みどおりにやればいいって言っているわけじゃないですよ!
仕事でそれやったらクビになっちゃいますので笑
自分の行動が自分の人生にどれくらいの影響があるのかを考え、時には空気を読んで周囲に合わせることも、僕は必要だと思っています。
明日から急に欧米人のように振る舞えないので、まずは影響が小さい悩みから、自分の課題に目を向けてみてはどうでしょうか?
自分の機能価値ではなく、存在価値を認める
辛い人間関係のなくすための3つ目の方法は、機能価値ではなく、存在価値を認めること。
自分の存在価値を認めることで、自己肯定感を維持し、辛いことがあっても前を向けるからです。
多くの人は、自分の機能価値をベースに、存在価値を評価してしまいがちなんですよね。
例えば、以下のような感じ。
営業成績トップ
↓
自分の評価が高い
↓
存在価値が高い
確かに会社は成果を出す場所なので、機能価値=存在価値かもしれません。
しかし、たとえ機能価値が低いからといって、自分の存在価値まで否定する必要はないんです。
もし仕事がうまくできず、周囲にどう思われているのか分からず辛いときは、機能価値は置いておいて、ありのままの自分の認め、心の中でそっと抱きしめてあげましょう。
不安が和らぎ、前を向けるようになります。
ポイント
自分の機能価値は置いておき、ありのままの自分を優しく受け入れて承認する
悩みの原因と解決策を考える
4つ目の方法は、冷静に悩みの原因と解決策を考えること。
悩みの原因と解決策がハッキリすれば、その時点で悩みが消えるからです。
「辛くてしんどいのにそんなことできるか!」とお叱りをいただきそうですが、「なんでこんなに辛いんだろう?」とシンプルに考えてみることはできますよね。
辛い気持ちが先行してしまい「自分が今何に悩んでいるのか」って、意外とわからないまま悩んでしまっていることって多いんです。
僕も友人に相談して話をさんざん聞いてもらった後に「で、結局何に悩んでいるの?」って聞かれて、言葉に詰まったことがありました。
なのでまずは、「今の自分の悩みは〜である」と、明確に言葉にしてみましょう。
ポイント
なんでこんなに辛いのか、自分の悩みを言葉にしてみる
例えば、上司に仕事で怒られたときでも、悩みの原因は複数考えられます。
・上司の「怒りの感情を受けたこと」に悩む
・仕事ができない「自分の不甲斐なさ」に悩む
・なぜ怒られたのか理解できずに「価値観の違い」に悩む
こうしてみると、それぞれの解決策って同じじゃないですよね。
上司が怒るか怒らないかは、自分にはコントロールできないので悩んでも解決できません。
できない自分が不甲斐ないのであれば、失敗の原因と対策をメモして次に繋げたり、読書して仕事のやり方を学ぶのもいいですよね。
上司との価値観の違いがわからなければ、今一度上司の発言を思い返し、視点の差を探してみたり、なんなら上司に「なぜそう考えられたんでしょうか?」と質問するのも良さそうです。
こんな具合に、自分が悩んでいる原因を突き止めて、その解決策を考えてみましょう。
横は見ずに、上だけ見る
5つ目の方法は、横(他人)は見ずに、上だけ(自分の成長)を見るようにすること。
他人を見るのをやめることで、無意味な比較を減らすことができるからです。
昔、親からこんなことを言われた経験はありませんか?
「なんでこんなに成績が悪いの!近所の●●君はクラスで1位って聞いたわよ!もっと勉強しなさい!」
友人と比べられ、自分は劣っていると怒られるって辛いですよね。
こんな辛いことなのに、以下のような感じのことを無意識に自分で自分に言ってしまっていませんか?
「後輩のあいつはやたら周囲の評価が高いのに、なんで俺は仕事が評価が高くないんだろう・・・」
こうなると、自分の成長ではなく、人との競争の結果にこだわってしまうようになります。
すると、他人を羨んだり、うっとうしく思うことが増え、人間関係で悩み続けることになっちゃいますよね。
こういう時は、他人ではなく、去年の自分と今の自分を比較してみましょう。
必ず1つは、できるようになっていることや良くなっていることがあるはずです。
仕事だけではなく、パートナーとの関係性や友人関係など、何かよくなっていることや継続できていることが見つかると、自然と明日も頑張ろうと活力が湧いてきますよ。
人間関係の悩みは、自分に自信がつけば減っていきます!

人間関係のストレスって、誰もが抱えてしまう深刻な悩みですよね。
厚生労働省のHPでも、仕事で感じるストレスの中で、「職場の人間関係の問題」が38.4%ともっとも高い割合であると掲載しています。
この記事を読んでくださっているあなたも、職場だけでなく、家族や友人との関係などでストレスを貯めながら、毎日を過ごしているかもしれません。
冒頭でも紹介しましたが、僕も学生時代から教授や友人との関係でとても辛い思いをしてきたので、苦しい気持ちは本当によくわかります。
会社に入ってからも、仕事でミスをしたときに怒られ、仕事ができない自分が嫌になり、休みがちになることもありました。
しかし、本を読みながら勉強したことで、「他人から言われたことの捉え方」を意識して変えるようにしたら、辛い思いをすることがかなり減りました。
しかし、少しでも勇気を出して行動するためには、こういう方法を知るために普段から勉強をし、明日から実践してみるというのが一番効果的ですよ!
僕は1年半くらい勉強を継続したことで、会社での成績が上がり、少しだけ自信がつき、他人との関係を割り切れるようになってきました。
もしあなたが、仕事が忙しくてなかなか勉強する時間が取れないのであれば、しんどくても継続できる勉強方法をまとめましたので、以下の記事を見てみてくださいね。
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社会人の勉強はしんどい?継続できる簡単な勉強方法4選【ハードルを下げよう】
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振り返り
では最後に、本記事の内容を簡単にまとめます。
✔︎ 人間関係が辛いと感じやすい人の特徴は
ポイント
・常に相手の顔色を伺っている
・意見を言わない
・刃向かわない
・誰にでも愛想を振る舞う
・誘えばいつでも必ず来る
✔︎ 辛い人間関係を忘れて、リフレッシュする方法は
ポイント
・愚痴を言ってもいい人に、相談して肯定してもらう
・思っていることを全て紙に書き殴る
・悩みの原因と解決策について、自分と会議する
・感情をそのまま、口に出してみる
✔︎ 辛い人間関係をなくすための方法は
ポイント
・自分の「反応」に気づく
・自分の課題か相手の課題かを区別する
・自分の機能的な価値ではなく、存在価値を認める
・できていたことも考える
・横は見ずに、上だけ見る
長文になってしまいましたが、最後まで読んでいただいてありがとうございました!