こんにちは。Kitsです。
さて本記事では、理系の就活生(特に大学生、大学院生)に向けた
研究内容についてのESの書き方/面接での説明の仕方
というテーマで書いていきます。
あなたの研究内容、難しすぎです
理系学生の就活において「研究内容を教えてください」という質問は、どこの会社からもほぼ聞かれるであろうことは皆さんご承知のとおりかと思います。
なので、みんなちゃんと対策をするから問題なし!のはずなのに、なぜこのテーマにしたかというと、
回答が質問の意図からずれている人が多々いるから
です。
というのも、僕にESの添削をお願いしてくれる可愛い後輩ズが何人かいまして、その子らのESを見てて思いました。
・・・みんな難しいこと書きすぎ。
って。
では、どうすればよいのか? 早速僕の考えをお伝えします。
「研究内容」ではなく「行動」を書く
メインタイトルのとおりでごめんなさい。ただこれに尽きると思います。
というのも、面接官は
あなたがどのように研究に取り組んできたのか
を知りたいからです。ここから、
・仕事にどうやって取り組む人なのか
・将来成果を出せる人なのか
を見定めます(僕面接官したことないけど、仮にやるとしたらこういう視点で学生を見ます)。
後輩ズのESもそうだったのですが、みんな事細かに「内容」を書きすぎです。
内容よりも「どのように取り組んだか」が重要です。
具体的にどう書くのか?型を紹介します。
ここでは、僕が使っていた型を紹介します。参考にしてみてください。
私は「***」という研究に取り組んでいます。
(研究テーマの説明。キーワードを含めること)
***とは***というモノであり、実用化されれば***に貢献できます。
(キーワードの説明と将来展望)
私のテーマでは***を目指していますが、現状***という課題があります。
(研究のゴールと現状の課題)
この解決のために私は、***が問題と考え、これに関する論文を**本読むなどして情報収集を行いました。
(仮説立案と情報収集)
すると、***に可能性を見出せたため、現在は***というアプローチで実験を行っています。
(予測と行動)
結果、***という傾向を見つけることができました。
(行動の結果)
この経験から、***の重要性を学びました。
(行動からの学び)
こんな感じです。この型で200〜400文字までは対応できました。
アウトラインにすると
- 概要説明(2文くらいが目安)
- 課題提起
- 仮説立案
- 情報収集
- 予測と行動
- 結果と学び
といった感じです。
研究の成果が出ていない人もいるかと思いますが、大した成果は出ていなくても全然OKです。
「仮説→行動→結果→学び」という流れにさえなっていれば問題ないです。
私は実験系の研究室だったためこのようになりましたが、理論系だとどうなるかは正直わかりませんし、分野によっても当てはまらない場合はあると思います。
ただ、本質として書くべきことは同じく
研究にどのように取り組んだか
であり、難解な研究の内容ではありません。
終わりに
僕の経験上最も良かった型を書いてみました。
この流れの通りに添削した後輩ズたちは第一志望から内定もらえましたし、僕も今の会社に通うことができています。
もちろん唯一の正解はないので、いいなと思ったら是非取り入れてみてくださいね。