【やり方紹介】初心者も経験者も、まずはプレゼンの設計図を作りましょう
結論、こんな感じで準備を進めましょう。 まず初めに頭に入れるべきポイントは、プレゼンで話す内容は、ゴールから逆算して決めるということです。プレゼンのゴールとは「聞き手にどうなってほしいか」です。 というのも、そもそもプレゼンは、聞き手にアクションを起こしてもらうための手段の一つだからです。 例えば、商品を買ってもらうことが目的のプレゼンで、商品の機能を事細かに説明しても相手には響きません。買ってもらうには「その機能はどう使えるのか、メリットとデメリットは何か、他社との比較情報、相手のスタイルに当てはまり、お金を払った分だけの対価を得られるのか」などを説明すべきです。 なので、自分が話したいことを話すのではなく、まず相手のことを考えて構成を決める必要があります。まずは、プレゼン自体の設計図を作りましょう。全体にかかる時間の半分は、設計図作りに投下していいと思います。 では、順に説明していきます。聞き手が何を求めているのかを考える
ここを間違うと、どれだけ立派な資料を作っても意味がなくなるので、上司や聞き手のことをよく知る経験者と、しっかり相談して決めましょう。 まず考えるべきは、プレゼンの目的と聞き手の仕事です。 目的が営業なのか、教育なのか、承認依頼なのか、ただの情報共有なのか、この辺を明確にすれば、何を伝えるべきかがわかります。 例えば
・営業
→聞き手はお客様。自社・自分に利益を出せる商品を購入したい。
・教育
→聞き手はサプライヤー、グループ会社の社員、同僚など。得た情報を持ち帰り、自分の組織や部下を教育したり、自分のアウトプットを向上させなくてはならない。
・承認
聞き手は役職の高い上司。その商品やサービスを見極め、利益を出さなければならない。
説明する内容を選別する
次は、プレゼンで伝えるべき内容を選別していきます。 目的と聞き手の仕事が明確になれば、おのずと伝えるべき内容は見えてきます。 先ほどの例だと
・営業
→聞き手はお客様。自社・自分に利益を出せる商品を購入したい。
→→商品概要・商品を買うメリットとデメリット・効果的な使い方・他社比較など
・教育
→聞き手はサプライヤー、グループ会社の社員、同僚など。得た情報を持ち帰り、自分の組織や部下を教育したり、自分のアウトプットを向上させなければならない。
→→商品の具体的な知識・訴求ポイント・売り方・直し方・注文方法や日程など
・承認
聞き手は役職の高い上司。その商品やサービスを見極め、利益を出さなければならない。
→→商品概要・売れる見込み・数・利益・今やる必要性など
選別した内容を深掘る
伝えるべき内容が固まってきたら、その情報をとことん深掘りします。 このとき使えるのが、5W1Hです。 相手の立場によって内容は少し変化しますので、聞き手目線に立って、分解しながら考えてみましょう。 これが全て説明できれば、その商品についてはおおよそ理解できた人になっていると思います。プレゼンの柱を3つ決める
ここまできたら、設計図もほぼできたも同然です。 実際にプレゼンしている状況をイメージしながら、目次となる柱を3つ決めましょう。 例えば
・営業
→聞き手はお客様。自社・自分に利益を出せる商品を購入したい。
→→商品概要・商品を買うメリットとデメリット・効果的な使い方・他社比較など
①〜とは? ②メリット・デメリットと効果的な使い方 ③他社比較
・教育 →聞き手はサプライヤー、グループ会社の社員、同僚など。得た情報を持ち帰り、自分の組織や部下を教育したり、自分のアウトプットを向上させなければならない。 →→商品の具体的な知識・訴求ポイント・売り方・直し方・注文方法や日程など ①これまでの商品との違いと目的 ②商品詳細説明 ③供給日程と手法 ・承認 聞き手は役職の高い上司。その商品やサービスを見極め、利益を出さなければならない。 →→商品概要・売れる見込み・数・利益・今やる必要性など ①市場状況と課題 ②想定される利用者・販売数・利益 ③今後やることと日程感