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革靴手入れの手順は「汚れ落とし→保湿」でOK
革靴の手入れは「汚れ落とし→保湿」さえやっていれば基本OK👍です。- 汚れ落とし:通気性がよくなり、均一に保湿できるようになる
- 保湿:革に栄養を与え、割れにくくなる。また、革が柔らかくなり足なじみもよくなる
革靴を手入れする具体的なステップ
大まかに説明すると、こんな感じです。 パッパとやれば20分くらいで終わりますが、凝りだすと知らぬ間に1時間半とか経ってるので、注意してください。 「どんな革でもこの手順でいいのかな?」と思われるかもですが、一般的な革靴に使われているスムースレザーはこの手順です。(スエード、ヌバックなどはまた違うやり方です) それでは早速いきましょう!馬毛ブラシでブラッシングする(汚れを落とす)
シューキーパーを入れた状態で、全体をざっくりブラッシングしましょう。 簡単な動画を作ったので、参考にしてください。 この時、使うのは「馬ブラシ」です。柔らかくて長いため、汚れをかき出すのに優れています。 また、靴紐の下の部分(タン)とソールと革の間(コバ)に汚れがよくたまるので、念入りに。あと、基本的にシューレースは外して手入れします。 (めんどくさり屋の僕は、目視で汚れてなさそうと思えば外さなかったりします笑)ステインリムーバーでこする
布にステインリムーバーをつけて、軽くこすっていきましょう。こんな感じでOKです。
クリーナーという意味で言うならば、布はTシャツでも靴下でもなんでもOKですが、個人的には靴磨き用のクロスを使うことをお勧めします。 後に鏡面磨きなどを行うときには、絶対あったほうがいいです。Tシャツとかでやると割と失敗します。 僕はコロニル のポリッシングクロスで汚れ落としも磨き上げもやっていますが、すごい良いです。(ちょっと高いのが難点ですが・・・) プロの間でも、この「汚れ落とし」が最も大事な工程と言われていますので、全体的に均一に拭いてあげてください。 これで「汚れ落とし」は完了です。靴クリームを塗る
ここから「保湿」に入っていきます。塗り方はこんな感じです。 保湿のために靴クリームを塗っていくのですが、ここで選択肢が出てきます。 ・乳化性クリームを使う場合 何も考えずそのまま塗ればOKです。 理由は、乳化性クリームだけで十分に保湿できるからです。 (うーわごみ入ってる・・・・) 乳化性クリームは、伸びがよくしっかり保湿ができるので初心者におすすめとよく言われます。ぬりやすいく失敗しにくいので、迷ったら乳化性クリームがいいでしょう。 ・油性クリームを使う場合 デリケートクリームを先に塗るのがよいです。 理由は、油性クリームだけでは十分に保湿ができないからです。 油性クリームというのは、油やろうが多めに入っているもので、見た目もすこし固めです。 文字通り油性なので、保湿よりかは- 輝きを出す
- 水を弾く
- 汚れをつきにくくする
- 指
- 布
- ブラシ
豚毛ブラシでブラッシングする(クリームを浸透させる)
靴クリームを塗り終えたら、こんな感じでブラッシングします。 押し付ける感じで、やや強めにやりましょう。クリームをより浸透させ、細部まで伸ばすことができます。 この時は「豚ブラシ」を使います。理由は、毛が短くてコシが強いため靴クリームをより浸透させることができるからです。 こんな感じのを買っておきましょう。 正直、一番安いのでOKです。 高いのを買っていくと、後々お財布が厳しくなってきます。といのも、豚ブラシはクリームの色ごとに揃える必要があるので、色の違う靴を買うたびに必要となります。同じくシューキーパーも靴毎に必要になるので、クリーム以外は安いので揃えることをおすすめします。乾拭きする
最後に乾拭きして完成です。こんな感じです。 油性クリームが塗りすぎてあると引っ掛かりを感じることがありますので、全体をならすイメージで拭いてあげてください。目的は、余分なクリームを取り除くことです。 これで、基本的な手入れは完了です。 次は、さらに長くきれいに保つためのコツを紹介します。【手入れや手順よりも大事?】革靴をより長くきれいに履くために
それは「同じ靴を2日続けて履かないこと」です。 理由は- しっかり乾燥させたほうがいいから
- 表面に汚れが付かないほうがいいから
しっかり乾燥させる
人って1日に200 mLくらいの足汗をかくそうで、これってコップ1一杯分です。 汗が乾き切る前の状態で履き続けると、負荷がかかるし、履いた感じも気持ちよくないです。また、カビの原因になったりします。 よく乾燥させるためにも、1日は休ませてあげましょう。 このとき、シューキーパーを入れることで、形崩れを防ぎ、きれいなフォルムをキープできます。 また、プラスチック製でも型崩れ防止はできますが、木のように吸湿効果や脱臭効果はないため、僕は安い木製を使っています。靴表面に汚れをためない
革の表面に砂や汚れが溜まると、油分を吸ってしまい、革靴が割れやすくなってしまうといわれています。 なので、靴表面が汚れてきたら馬毛ブラシでブラッシングしてあげましょう。 毎日してあげれればベストですが、気が向いたときだけでも大丈夫です。 現実問題、少々の砂やほこりが1ヶ月つきっぱなしになったからといって、革がカピカピになることはありません。スポンサードサーチ