先日、今年入社した3名の新人に対して、講師として研修を行いました。
3名ともめちゃくちゃ優秀で
- ネイティブかってくらい英語ペラペラ
- 学生時代は研究と並行してプログラミングを独学済
など、しっかりとスキルを持ってる新人で、正直「
やばい。負ける。死ぬ。」と思いました。
これからは英語とプログラミングをデフォルト搭載した子たちが続々と入ってくるんだろうな〜・・・
その中でも特に「この子いいな」と思った子が一人いましたので、その特徴と学んだことを紹介します。
優秀な新人の特徴
- 端的な質問を数多くしてくる
- 周囲に気を配って最適化を図る
この2つでした。
端的な質問を数多くしてくる

単純ですが、これって超重要だと思うんです。
理由は
- 主体的であるため、学びが多い
- 聞きたいことを整理するために、常にアンサーファーストで考えている
- 周囲の気づきにも繋がり、全体のレベルアップに貢献する
質問するということは
興味を持って話を聞き、思考を行動で表している
ということじゃないですか。
これは、受講生側ができる最も簡単で且つ重要なアウトプットだと思います。
ガツガツ質問してくる奴を講師という立場から見ると
「勝手に成長していくんだろうな」
と感じました。
ここで特に優秀と感じたのが、「
端的に」質問してくるということでした。
「〜ってなんですか?」
「〜することって必要なんですか?」
超単純なんですが、その場でやるのは頭の回転が早くないとできません。
ちなみに僕はできていません。意識はしていますが・・・はい。敗北です。頭悪くて草。
周囲に気を配って最適化を図る

実はこの研修のとき、もともとチームに在籍しているカナダ人の社員が
「キョウミアルネ」
と突如参加してきました。
もちろん英語版の資料は用意していなかったし、事前に練っておかないと英語で説明なんてできないので、当初の予定通り日本語で説明を進めました。
(資料は既存のものだったので、日本語版も英語版も存在はしています)。
ただしばらくすると、新人が急に
「すみません。僕英語版の資料も一応もってきているので、外国人さんに渡してもいいですか?」
と説明を遮って提案してきました。
「こいつええやん」
って素直に思いました。
「外国人が日本語わからないかもしれない。説明日本語だけど、せめて持ってきた英語版の資料だけでも渡してあげよう。
説明日本語だけど。」
と僕のことを見下しながらも、考えて行動したんだろうなと思いました。
(僕はこのカナダ人が日本語それなりにできるの知っていたのであまり気に留めていなかったのです)
他にもこの新人、あまり参加できていない大人しめの同期に作業や話題を振ったりしていて、
「よく周りを見て行動できているな〜」
と刺激を受けていました。
優秀な新人の特徴について書いてみて思ったこと
「主体的に行動することと周囲にも気を配ることの両立って難しい」
と思いました。
主体的な行動している間は、
ついつい自分のことだけを考えがちです。
なので、主体的に動きながら周囲にも気を配るというのは、簡単なことじゃないし、というか
やってることがすでにリーダーなんですよね。
これは自分にも取り入れられ、且つ気をつけるべきことでしたので収穫です。
こうやって新人教育をやってみると、
自分に足りないものが見えてきてとても勉強になります。
もし機会がありそうでしたら上司に頼んででも講師役を引き受けてみたり、なんなら自分が主催してでもやる価値はあるかなと思いました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。